2023年8月21日(月)
新設設備の竣工試験

新設設備の竣工試験
設備容量は小さいので、OCRは設置されていないが一通りの試験は行う。
外観検査から行い接地抵抗、絶縁抵抗、ケーブルとキュービクルの絶縁耐力試験、保護継電器試験等々実施。写真の高所作業車では、お客さんからの依頼で、PAS設置、ケーブル接続工事が出来上がった状態での絶縁耐力試験。
この状態で確認できれば一番安心して受電できると感じます。

自ら高所作業車に乗り込み、設置状態の外観検査、端末接続部の確認、高圧ケーブルシールドの抵抗、色相チェック等々確認します。

2023年8月22日(火)
逆電力継電器の試験

高圧受電の自家用電気工作物に自家消費の太陽電池発電所の設置工事
逆電力継電器試験のみ依頼され試験を実施。

オムロンのパワコン制御と保護継電器機能を備えたリレーです。

試験はOVGRとRPRの2要素を確認。

送電後、電力表示を確認し、電圧、電流の配線間違いがないことを最終チェック。

2023年9月28日(木)
絶縁耐力試験

高圧ケーブル 3kV CVT 22sq と
キュービクル100+200kVA変圧器の絶縁耐力試験を実施
高圧ケーブルは何事もなくスムーズに完了。
キュービクルの試験前の絶縁測定で、いまいち絶縁抵抗が上がってこない。
なぜだと気になり、確認すると2000年の変圧器であると判明。
あまりにも綺麗に整備されており新しいキュービクルだと勘違いしていた。
おかげでドキドキしながら電流を睨みながら電圧を上げていくこととなった。

2023年9月23日(土)
年次点検及び保護協調の確認

最近託契約したお客様の保護協調がどうなっているか確認を実施。
動力変圧器のPFと受電OCRが若干、重なっている。
動力負荷短絡時はPF溶断とOCRが両方動作することもありそうだ。
30年物のOCRが設置されており、近いうちに更新を計画して頂いている事業所なので更新時には、超反限時特性に変更し協調を図ろうと考える。
動力負荷短絡事故時にPF溶断せずにOCR動作は避けたい。
上位で動作すると影響は当然大きいし、調査エリアが広く時間が無駄に必要になる。末端でスパッと分かりやすく動作してもらえれば短時間で復旧に入れると考える。

2023年8月2日(水)
中古変圧器の絶縁耐力試験

中古変圧器の絶縁耐力試験
(3相 3.3kV/210V 500kVA )
1995年製の変圧器の絶縁油を入れ替え、再利用
塗装も塗り替え見た目は若く見える。
選任の電気主任技術者様より試験電圧の指示を確認し実施.
まだまだ変圧器は使用可能。

2023年7月16日(日)
年次点検作業

写真は年次点検作業で発見したヤモリのMCCB1次での感電死亡事故です。
違うブレーカにもあり計2匹。
汚損と同じように、そのうち表面リークによる沿面破壊、そして炭化、トラッキング現象へ進行し行きつく先は短絡地絡事故。

右写真は、絶縁不良回路を調査した結果、すでにコンセント焼損、短絡地絡事故直前、電気火災にならなくて良かったと思います。
コンセントは汚損から焼損というより、たこ足配線による焼損です。このコンセントの定格15Aです。保護する上位のブレーカは20A。たこ足配線すると15Aを超えて使用することになるため焼損し火災に発展するケースが多くあります。大変危険です。
20Aのブレーカは20Aを超えても即トリップはしません。定格105%まで不動作、125%1分でトリップ等(仕様によって違う)になっています。

2023年7月16日(日)
年次点検作業

今年4月から入札で管理させていただいている事業所の初年次点検を実施。
結構な汚れで、くもの巣、ヤモリ、過去のつる草の侵入、と小動物を誘引するリスクが高まっていると感じます。真夏の炎天下の中、頑張って掃除を実施しました。応援いただいた方には本当に感謝します。
この年次点検で汚損や小動物侵入による短絡地絡事故の要因を減らすことができ少し安心です。

2023年7月12日(水)
絶縁用保護具耐電圧試験

電気工事会社での作業。労働安全衛生規則に基づき定期的な自主点検実施。高圧絶縁手袋、絶縁シート。活線から作業者を守る大事な保護具。何十枚も試験すると耐えれないのも当然ある。これが実作業で使用していると思うとゾッとします。写真では分かりにくいですが手袋も耐えきれず穴が空きました。

2023年6月27日(火)
ケーブル直流絶縁耐力試験

とある工場のケーブル絶縁耐力試験を実施。3kVケーブル200sq、250sq、325sq、400sq、500sq 計6フィーダを2日間にかけて実施。異状なく完了

2023年6月12日(月)
PAS絶縁耐力試験
大先輩からの緊急PAS取替工事の絶縁耐力試験依頼に対応。下松から戻り試験機材を車に詰め込み急ぎ現場へ。普段から試験機材を纏めていたことが功を奏した。
2023年6月6日(火)(天候 雨)
とある特高受電の工場のケーブル老朽化調査を実施

試験内容は、シース絶縁測定、シールド導通抵抗測定、ケーブル主絶縁測定をE方式、G方式で実施フィーダは15回線。合計本数は26本を9時~17時 7時間で実施しました。

同じく、今後のケーブル劣化具合を活線で測定できるように送電側はシールドを盤外に延長し測定器を接続できるよう端子台とナイフスイッチを設置受電側はシールドを延長し充電部に近接せずに作業できるよう改造を実施した。
ケーブルは年数経過しているが、サイズ200sq~600sqで亘長も数百mあるため簡単には更新できない。お客さん目線で考えると健康管理を行い、悪くなったところを直し延命を図るCBMが良いと考える。
シース絶縁不良もあったことから、今後はシールド地絡点を調査していくことになる予定.
今回、設置したナイフスイッチ、端子台が役に立つ!。

2023年5月
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