写真は年次点検作業で発見したヤモリのMCCB1次での感電死亡事故です。
違うブレーカにもあり計2匹。
汚損と同じように、そのうち表面リークによる沿面破壊、そして炭化、トラッキング現象へ進行し行きつく先は短絡地絡事故。
右写真は、絶縁不良回路を調査した結果、すでにコンセント焼損、短絡地絡事故直前、電気火災にならなくて良かったと思います。
コンセントは汚損から焼損というより、たこ足配線による焼損です。このコンセントの定格15Aです。保護する上位のブレーカは20A。たこ足配線すると15Aを超えて使用することになるため焼損し火災に発展するケースが多くあります。大変危険です。
20Aのブレーカは20Aを超えても即トリップはしません。定格105%まで不動作、125%1分でトリップ等(仕様によって違う)になっています。
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